2016/02/04

【ウクレレレッスン】セーハコードを押さえるコツ これでBやCmも大丈夫!


初心者の方でも安心。
今回は"ライオンは寝ている"の伴奏にチャレンジ!
この曲を題材に上手にセーハコードを押さえるコツをお伝えします!
BmやハイコードのCMajなど2つの弦を1本の指で押さえるセーハコード
難しいと感じている方も多いはず。
これから解説する方法をぜひ試してみてください!



コード進行はこちらを参考に!

題材曲 ライオンは寝ている(Lion Sleeps Tonight)
1961年アメリカのドゥーアップグループ トーケンズが唄い大ヒット!
メインを唄うボーカルと「ドゥーワ」、「シュビドゥビ」などのスキャットによるコーラスが心地よいですね。
元々は、アフリカのズールーという民族に歌い継がれていた民謡だったそうです。
タイトルや曲調からアフリカンな雰囲気がありますね。
儀式で歌っていたのでしょうか?
1930年代、これを原曲にアフリカン・ポップスとして歌詞なしバージョンが発表。
その後、前述のトーケンズによるカバーが登場しました。
多くのミュージシャンがバンド、アカペラなど様々なスタイルでカバー。
映画「ライオンキング」のティモンとプンバァも劇中で少しだけ唄を披露しています。
タイトルからして作品内で唄うのにピッタリの曲でしたね!

この曲で学べる事
→セーハコードを上手く押さられるテクニックを覚える。
多くのコードが出てくるウクレレ。
他のコードは簡単に押さえられるのに、このセーハコードが苦手という方は多いのではないでしょうか。
今回はそんなセーハコードを押さえるコツをぜひトライしてみましょう!

関連記事
・Gコードを上手に押さえるコツ
・コードを上手く押さえるコツ→フレットの際を押さえて弾いてみよう!


それでは、
本曲で登場する3つのコードを見てみましょう!

F

指2本で押さえられるコード。
この曲では
2弦1フレット→人指し指
4弦2フレット→中指
のフォームで押さえています。

C

指1本で押さえられる簡単なコード

B♭

そして今回のポイントとなるセーハコード"B♭"
このタイプのフォームは人指し指で1〜2弦の1フレットを押さえるといいですね(この場合1フレット)
それでは、こちらの押さえるコツを解説していきます!

ポイント「セーハコードを押さえるコツ」
セーハとは1本の指で複数の弦を同時に押さえる事です。
ウクレレを弾いていると必ず出てくる形ですね。
しっかり押さえるためには力が必要なため、苦手としている方が多いです。
また、力強く押さえても綺麗にコードが鳴らないという事がないでしょうか?

なぜしっかりと音が鳴らないのか?
このようなセーハコードを押さえる際、多くの方が指の腹で弦を押さえているのではないでしょうか?
実は指のどこで押さえるのかがポイントとなります。
指の腹部分は触ってみると分かるようにプニプニと柔らかいですね。
そのため、押さえようとグっと力を入れても弦が指に食い込んでしまい、弦がフレットに接しにくい状態となってしまうのです。
これがセーハがなりにくい要因でもありますね。
参考:【ウクレレレッスン】コードを上手く押さえるコツ→フレットの際を押さえて弾いてみよう! キレイにコードが鳴らないときの解決方法!


指の側面を使ってみよう!
やわらかく押弦が難しい指の腹。
もっと適した指の箇所はどこでしょうか。
弦が食い込まない強度を持ち、無理なく押弦(おうげん)できる箇所。
それは「指の側面」です!

ご自分の人差し指の側面を触ってみてください。
指の骨が当たるため、プニプニの指腹と比べ固さがありますね。
この固さを利用してセーハコードを押さえてみましょう!

通常押さえ(指腹)によるセーハ

こちらが指の腹でセーハをした押さえ方です。
やはり力を入れても弦が指に食い込んでしまいますね。
しっかりと押弦できないと、1弦がフレットから浮いてしまい"カツ"っとした音が出てしまいます。

指の側面を使ったセーハ

人指し指をクルッと回し側面で押さえてみましょう!
どうでしょうか?指腹より弦がしっかり押さえられますね。
難しいと思っていたセーハコード。
指の角度を少し変えてあげるだけで、弦を上手く押さえる事ができるようになります!

皆さんも是非この「側面押さえ」を試してみてください。
苦手だったセーハコードもクリアし、もっと演奏が楽しくなりますよ!
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