2017/06/19

【動画・譜面付き】The Beatles - All My Lovingに挑戦! 伴奏のチュートリアル動画


数あるビートルズの人気曲の1つ「All My Loving」をウクレレでアレンジ!
僕らにとってこの曲はギターカバーもしており、ライブにおいては必ず演奏している思入れ深い楽曲です!
ビートルズナンバーはギターアレンジはもちろん、ウクレレとの相性もいいですね。
今回弾いたウクレレデュオver.もいい演奏が出来ました!

スタジオライブ映像の後に伴奏のチュートリアルが流れるので合わせてご覧下さい!
アレンジは原曲と同じキーです!

こちらの譜面を参考に各パートの奏法を解説していきます!
印刷してお使いください!



【Aパート ブラッシング奏法】
シンプルなストロークパターンですが、ここでは"ブラッシング奏法"と呼ばれるテクニックを使っています!
Aパートのチュートリアル動画02:44~をご覧下さい!

僕の伴奏をよく聴いてみると、コードを弾いている中で"チャッ"という音が聴こえませんか?
この部分が"ブラッシング奏法"です。
2拍目を弾くときに、コードを押さえる指の力を少し抜き(※弦から離れないように!)、わざとコードが鳴らないようにしています。
譜面でいうと×が付いている部分です。
この音程のない"チャッ"という音が、演奏の上で打楽器の様なパーカッシブな効果を出しています。
よりリズミカルなウクレレ伴奏を弾く事が出来ます!
【soloパート】でも同じ奏法を使っています!

【Chorus(サビ)パート 音を短くきるスタッカート】
Chorus(サビ)でもちょっとしたテクニックを使っています。
まずは、Chorus部分03:19〜の映像をご覧下さい!(コーラス部分から再生されます)

どうですか?コードの音が歯切れよく切れていますね!
ここでは音を短く切る"スタッカート"というテクニックを活用!
音が"ジャ〜ン/ジャ〜ン/ジャ〜ン/ジャ〜ン"と長く鳴らずに、"ジャッ/ジャッ/ジャッ/ジャッ"と1つずつが短い音になっています。
コードを弾いた直後に指の力を少し抜き(※弦から離れないように!))弦の振動を止めているのです。
僕の演奏をよく見ると、コードを弾く度に左手が細かく動いているのが分かります。
【コードを弾く→左手の力を緩める→すぐにコードを押さえる】
この動きを繰り返しています!
音が短くなることでスピード感やキレのある効果を出せます!

【intro】
印象的な3連符フレーズ
このパートはクラシックギター奏法である"ラスゲアード"の手の動きからヒントを得ました。

右手の指使いは以下の通り!
1つめの音は、人指+中指でダウンピッキング
2つめの音は、親指によるダウンピッキング
3つめの音は、親指によるアップピッキング
実際の演奏では速くて見え難いと思いますが、まずはゆっくりなスピードで練習し、指の動きを確認しながら弾く方法をお勧めします!

1つの楽曲の中に数種類のテクニック・奏法を取り入れる事で、アレンジの幅がグンと広がります!
今回紹介したテクニックは”All My Loving”だけでなく、他の曲にも応用する事が出来ます!
皆さんのレパートリーにも取り入れてみてはいかがですか?
ブラッシング奏法を入れたストロークで弾いてみる!
スタッカートを混ぜて弾いてみる!
など色んな弾き方にチャレンジしてみて下さい!

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こちらがSonascribeによるギターカバーver.
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